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どうしたら強い心になれる?①

「心の強さ」って何でしょうね?

一生嫌なことに合わない、または、なにがあっても凹まない、気にしない。そんなことは誰にとっても不可能です。失敗したら凹んだり嫌な気持ちになりますし、喧嘩をすれば怒りが止まらなかったり、失恋をしたら悲しさや淋しさでいっぱいになることもあるでしょう。その嫌な状態に時折なってしまっても、そこからいつもの状態に戻れる力が「心の強さ」です。

 そんな心の回復力をどうやったら手に入れられるでしょうか?

 嫌な気持ちや感情は、身体(脳や神経系や神経伝達物質など)の状態でもあります。気分が落ち込めば身体は重くなりますし、心配事があれば身体はソワソワ、怒れば心臓がバクバクしたりします。そして、この体の反応が心の状態にとても影響していて、心より身体のほうが先に反応することが分かっています。落ち着いた状態の身体と心に戻る力、それをレジリエンスと呼びます。 

 同じ刺激でも大きく動揺する人とあまり動揺しない人がいますよね。ストレスを受けてもずっと大きく動揺(過覚醒)した状態にとどまることなく、自然といつもの落ち着きに戻れるような心と身体の能力の大きさを「耐性の窓」と呼びます。これを大きくしていくことがレジリエンスを高めるということになります。安心と安全を感じられる人と場所の中で、すこしずつ練習をしたり修正体験を重ねていくことで耐性の窓は広がっていきます。

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香田 利恵子

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