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問題なのはこころ?からだ?

頭が痛い、お腹が痛い。ぶつけた?かぜをひいた?原因がはっきりしていることが多いものですが、そうでもないことも。そんな時は、もしかしたら、それは実は体のサインかもしれません。

身体と意識は別のもののように思ってしまわれがちですが、どちらも私たち自身です。

そして、じつは、身体の方が頭で考えるよりもずっと早く、状況を感じ取り反応しているのです。ボールが飛んで来たら、考える前に避けようと身体が動きますよね。それと同じことが、他の場面でも常に起きているのです。 人も動物なので、意識はしていなくても、体の中で危険を感じると戦いに備えて筋肉を緊張させたり、すぐ逃げたり戦えるように血圧をあげたり、反対にこれ以上辛いことを感じないように頭の働きや感覚を麻痺させたり、動けないようにしてエネルギーを貯めようとしたりします。こうした機能は、人が生き物として生きる上で必要なのですが、それがうまく調整できなくなってしまうと問題が起きてきます。のどのつまり感はなにかを言ってはいけないと感じているからかもしれませんし、「うつ」は身体がこれ以上体験するのは命の危険があると感じて省エネモードに入って、そこから抜け出せない状態なのかもしれません。

この調整システムは、それまでの経験からその人独自のくせを持っています。私は、怒りを抑えるときに右側の股関節回りが痛くなります。影響はその出来事のあった年齢が小さければ小さいほど、より強くなり、より複雑な身体と心のくせを生み出します。

そっと、身体の声に耳を傾けると、自分の気づいていなかった心や体の癖やそれができた切っ掛けなどに触れることができることがあります。すぐには触れられないかもしれませんが、少しずつ触れることでより多くの自分に気づき、今は必要ではない「自分の癖」を手放せるようになっていきます。

  • この記事を書いた人
香田 利恵子

香田 利恵子

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